そんな幸せな人がこの世にどれくらいいるのでしょうか?
MD応援企画第2弾“天職”では、最高にかっこいい“天職者”との対談をお届けします。
バリバリのビジネスマンはもちろん、転職や就職を考える若者にも読んで頂きたい。
日本には、かっこいい“天職者”がたくさんいます!
Vol.5
私が初めて体感した怪物は、
35年経った今も、野球人としてグランドに立っています。
≪幼少期≫
少年野球チーム・レッドホープス(横浜市瀬谷区)にて、野球を始める。中学時代は、瀬谷シニアに所属。常に地域の選抜チームに選出されていた。
≪高校野球≫
名門・横浜高校に進学。1年生からレギュラーとして活躍。
2・3年時は、春の甲子園に出場。3年時には、主将も務めた。
≪大学野球≫
東京六大学野球の法政大学では、下級生ながらクリーンナップを務めるなど、主力選手として活躍した。
≪社会人野球≫
1998年 東芝府中、入社
1999年 東芝、移籍
2000年 シドニー五輪・日本代表
(初のプロアマ混合チームで話題。松坂大輔・黒木知宏・松中信彦・中村紀洋・田口壮などがプロ野球から選出)
2007年 第78回 都市対抗野球大会 優勝&首位打者
2009年 引退
2010年 東芝・総合営業部にて社業
2012年 東芝野球部・コーチに就任
2016年 東芝・スポーツ推進室にて社業
2018年 東芝野球部・監督に就任
私たちは試合に勝ち、優勝したのに、それ以上に、楽しく伸び伸びプレーしている平馬淳の姿に憧れました。
『旭ブラック』の監督が怖かったから、『レッドホープス』に入った
都市対抗野球で優勝できた時は、喜びよりもホッとした
社会人野球は、人間を育ててくれる
渡辺さん、山中さん、荒木さん・・・指導者には恵まれた野球半生
社会人野球は、選手を引退した後に、真価が問われる
私の父が東芝に勤務していたこともあり、小さな頃、後楽園球場(今の東京ドーム)に、都市対抗野球大会を観に行っていた記憶があります。野球の試合もさることながら、スタンドで鳴り響くバンド音と、ヤジにも近い荒々しい声援に、体感したことのない興奮がありました。その幼少期の影響からか、大人になった今でも『社会人野球』観戦が一番の楽しみ。最近では、野球観戦を楽しむというより、社会人野球を通して、企業パワーの素晴らしさにも魅了されています。企業 vs 企業のパワーのぶつかり合いを見ているような、選手たちの頭上で応援合戦の激突を見ているような。他のスポーツ観戦では味わえない世界観に惹かれています。東芝に限らず、JRやNTT、JFE、ENEOSなどなど、大企業に入っていたら、社会人野球をもっと身近に楽しめただろうな~と羨ましくも思っています。
豪快で攻撃的だった平馬淳が、選手・コーチを真剣に見つめ、頭をフル稼働させながら戦術を練っている姿に、また大きな期待をしたくなりました。平馬監督がどんな試合を見せてくれるか、そしてどんなラッキーボーイを誕生させてくれるか。今から11月の都市対抗本戦、東京ドームが楽しみです。