この夏スタートする M Direction を応援するべく、10人のアーティストがメッセージ
毎週月曜日、M Direction ゆかりのアーティストのミニ対談がアップされる
世界的オーディション番組【America’s Got Talent シーズン8】でチャンピオンに輝き、アメリカNo1の称号を手にしたダンスパフォーマー・EBIKENこと、蛯名健一さん。
世界各国を飛び回る多忙なスケジュールの中、MD応援のため、快くインタビューに応えてくれました。
エンターテイメントへの想い、家族の支え、さらには大好物のラーメン。郊外の田畑風景をバックに、完全オフモードで人間EBIKENの素顔をのんびり語ってくれました。
MD：どんな奥様、家族ですか？
EBIKEN：基本的には仲良くて、自分で言うのもなんですが、良い家庭だと思ってますよ。カミさんには尻に敷かれていますけどね（笑）。
良く怒られてます（笑）。窓を開けっ放し、ゴミを出していない、食器を洗い忘れた、色落ちするシャツを洗濯機に入れっちゃったり・・・
あとは、やっぱり僕のスケジュールがギリギリまで決まらない仕事もあるので、それで家族のスケジュールが決められず、迷惑かけちゃってますかね。でも大体は理解してもらってて、感謝してます。
MD：お子さんの成長は？
EBIKEN：娘１人で、小学校５年生です。
カミさんの育て方もあるんでしょうけど、うちの娘はスゲェ～よく育ってますよ。めっちゃいい娘です。俺の子供の時と大違い！（笑）
気遣いもできるし、宿題も先にやろうとするし、友達との関わり方も温和だし、家ではかなりお茶目だし、今のところ反抗期もなく・・・びっくりするぐらいいい娘ですよ。
MD：お子さんと将来のこととか話しますか？
EBIKEN：将来の夢は、今のところはデザイナーとか、パティシエとか言ってます。
MD：出る側（出演者）ではないんですね？
EBIKEN：そうですね・・・かなりシャイなので。
俺も突き詰めてやるタイプではなかったのである程度、いろんな方向にいけるように、今は広く浅くでもいいかなと思ってます。基本、カミさんに任せてますね。
MD：日本のエンターテイメントの印象は？
EBIKEN：僕は、今後間違いなく衰退していく日本の経済に関して、現在は、ほぼ外注やインポートで資金が国外に出ていくケースが多いので、エンターテイメントを産業化して、３０年後には世界を牽引する位になり、逆に国外にも大きく売れるようになり、外貨を稼げるような日本の経済の柱の１つになれば良いと思っています。そのためには、いろんな業界からの支援の時代が必要だと思っています。
少しずつ、日本も変わってきましたが、まだまだエンターテイメントに対する意識が少ないというか、パトロン文化が無かったり、投資にしても日本の税法の問題もありますが、長期的、そして国家的ビジョンではなく、自己の目の先の経済的収益を気にしたりする人や企業が大部分です。
日本のエンターテイメントをブロードウェイやウェストエンドに匹敵する世界３大シアター・ディストリクト、ラスベガスやマカオに匹敵する世界３大カジノ・シティーとなるような願望があるのですが、日本人のエンタメに携わる人の技術や能力は個々レベルでは１０年、２０年前と比べて格段に上がってきていて、これからも伸びると思うので可能だと思っています。
ただ、現在はまだインデペンデントで動いているので、日本も大きな枠組みとして、国家経済の柱の１つになるくらいの産業化を果たすには政官民が国家プロジェクトとして戦略的に動く必要がありますが、それでも２０～３０年はかかると思うんです。なので、初期の頃は利益を求めるのではなく、単に貢献したいという意識を持っている金持ちの人や企業が増えてくれると嬉しいですね。
利益が大きい企業などは被災地や貧しい地域、病気に対する援助という事で寄付したりして貢献して、その代わりに税金控除になりますよね。それと同じようにエンタメ支援すると免罪や税金補助があったりとか、ってのが日本にも欲しいです。東京オリンピックやカジノ法案など、このタイミングでいろいろ進められたら思うんですけどね～。
MD：どれくらいまで現役を続けますか？
EBIKEN：今年４３歳ですけど・・・
多分５０歳まではいけると思いますよ。年齢に合わせて、パフォーマンス形態を変えながらやっていけば大丈夫かと。今も既にそうですけど、昔と比べたら、今はもう全然ダンスの比率減ってますし、より演出寄りのショーになってきてますね。
MD：好きな食べものは？
EBIKEN：ラーメン好きですね～。食べ過ぎは身体には悪いので、カミさんにはよく怒られるんですけど、カップラーメンはいつも買い溜めしてありますね。
（熱弁のため一部抜粋）
昔から好きなのが、スーパーカップ・わかめラーメンかな～
醤油ゴマ！ あれ好きっすね～ 海外行くときもよく持って行ってますよ。あと、駄菓子屋に売ってる３０円くらいのカップラーメン！あれは今でも家に置いてありますね。麺が案外、コシがあるんですよ。
MD：好きなのラーメン屋さんはありますか？
EBIKEN：狛江の『狸小路』の“塩バターコーン”は旨いっすね～
中学３年の時に食べてから、今でも恋しくなってたまに行きますよ。餃子も旨いんですよ。
MD：キッズダンサーたちの夢が壊れますね～
EBIKEN：ですね。だって俺、いつも下痢ですもん。でも最近は身体を気にし始めましたね。（痛風になったんで）プリン体と戦うシリーズの飲むヨーグルトを見つけるとよく飲んでます。
MD：M Directionと仕事してみて、どうですか？
EBIKEN：MDさんが●●社に勤めていた時に、制作としてお願いした時は会社という事もあり、値段が高いかな～（笑）
いや～MDさんは、レスポンス早いし、資料は期待以上だし、基本任せておけば間違いないっすね。強いて挙げれば、現場でスタッフに怒鳴り散らしたり、仕事が出来ないとその場で帰らすらしいので“怖い”舞台監督らしいです（笑）自分はそう思ってないんだけど、周りの人から“舞台監督のMDさん怖いですよね”って言われたことがあるんですよ、何度か（笑）
MD：怖がられないように気を付けます。
EBIKEN：はい、今の日本は異常なほど、コンプライアンスやらパワハラやすぐ非難されるし、訴えられかねないので少し温和にお願いします（笑）。
でもお願いするサイドとしては、本当に信頼できます。今後もよろしくお願いします。
蛯名さんと出会って５年になりますが、どんなにビッグになっても、全く変わらないところが彼の魅力。いつも自然体で誰とでも気さくに話し、みんなをファンにしてしまう。ステージを離れても魅力的なアーティストさんです。 彼がいつも口にする“日本の子供たちは凄いレベルが高い！” 世界を知っている彼だからこそ言える説得力あるこの言葉を、１人でも多くの子供たちに体感してほしく、微力ながら、今後もお手伝いしたいと思っています。 今年８月、私が子供の頃に一番影響を受けたサッカー漫画『キャプテン翼』が、彼の総合演出により、初めて舞台化されます。EBIKENワールドが炸裂するであろう“キャプつば”。 今からワクワクが止まりません。
